酉島事業所の鉛リサイクルプロセスは、環境への負荷を低減するための最新のシステム、設備、装置を導入し、鉛を扱う全工程が屋内でライン化されています。
品質管理・環境管理に厳しい目が向けられています。
還元炉、溶解釜などの操業にはコンピューターでモニタリングされたデータと、各工程に携わるチームが開発した配合や温度設定、薬剤研究などの成果を組み合わせて、製品が造り込まれています。
最新のリサクルや環境技術とプロフェッショナルノウハウをもって、当社の鉛リサイクルプロセスは今も進化し続けています。
排水処理
排ガス処理
集塵処理
1使用済み鉛蓄電池回収
分離解体作業・鉛原料抽出
使用済み鉛蓄電池を回収・解体し、プラスチック、原料となるス鉛、電解液に分解。プラスチックは破砕して再利用、電解液は排水処理装置で無害化されて処理される。

2原料ヤード
操炉のための原料配合ができるように保管されている。環境設備により、粉塵の飛散を防止している。

3精錬工程 – 還元炉
還元炉に原料のス鉛を入れ、還元させ、粗鉛を精錬。

分析
4精製工程 – 溶解釜
溶解釜で粗鉛を精製。不純物を除去する。

分析
5鋳造工程
連続自動鋳造機を使って、25kgと50kgのインゴットに鋳造。

分析
6製品
50t分をストックできるコンベアーを設置。外観チェックをし、最終検査をする。

最終検査
7出荷
品質要求を満たした製品だけが屋内でトラックに積み込まれ、出荷される。
